おごった気持ち
多分だと思うけど、ある程度の付き合いがあると、気持ちというか考えが相手にバレる。
この間無人航空機操縦士の実地試験に部下が再試験に挑んだのですが、不合格でした・・・。
彼はある程度の経験も知識もあるのだが、操縦が得意と思っているのか、自信のあることが思った結果にならないと、子供か!と怒りたくなるくらいに捻くれ諦めてしまう。
自分の今できる精一杯の力で面倒を見てきたつもりだが、いったん捻くれるとそこから気持ちを持ち直すのは相当難しい状態になってしまう。
詳細を教えてくれないのはわかっているのですが、もう一度トライするにしても何を対策すればよいのかわからないため、試験官にお願いしてアドバイスを頂いた。
「彼は普段からドローンを飛ばしているようですが、自信があるのか全体的に雑な操縦になってると見受けられました。」
「あとは私たちに対して苦手意識を持っているのが操縦に出ています。」
「出来るからと言って試験官を下に見るのは構いませんが、私たちは国家試験の試験官と一緒です。」
「そういう技能と性格的なところについても見ているのは、重大な事故につながる因子だからです。」
「次回チャレンジするなら集中力を切らさず、丁寧な操縦に心がければ大丈夫だと思いますよ。」
と丁寧なアドバイスを頂けたのだが、それをそっくりそのまま部下に伝えるとひねくれてしまった。
部下が試験官じゃないし、部下が決めた試験内容じゃないのに、偉そうに能書きたれていたけど、私は可愛がっていた部下だったために、そんな気持ちで試験に挑んでいたのかと、かなりショックを受けてしまった。
別に合否がどうであれ、諦めたのがショックで、不合格の度に社長にお願いして高い試験代を出してもらった私は、部下に逆ギレされたことにもショックで・・・。
ストレスで扁桃腺が腫れてしまいました・・・。