札幌市建設産業助成金

土木の工事って昔からあんまりイメージが良くなくて、それを払拭したくて「イメージアップ経費」と言うものがあった。

今は名称が変わって「環境改善費」

単管バリケードの脚の部分がアニメのキャラクターになっていたり、プランターを置いてお花を飾ったり、工事標識や工事看板に可愛らしいキャラクターが描かれていたりと、外から見て綺麗な環境で仕事をしているように見せる工夫をしてきた。

今では働き方改革の事もあって、作業環境の整備というか美化に努めることが多く、熱中症対策、防寒対策、現場事務所・作業員休憩所の快適な設備、快適トイレなどなど、今まで行ってきたものはそのまま利用するのは当然、現場全体がスマートで快適な環境を整備することで、担い手不足の業界をなんとか改善しようと頑張っている。

そんな中、札幌市では将来も見据えた形の助成金がある。

札幌市HP

https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/stn/genzainojigyo/kigyou_josei/kigyou_josei.html

建設業界への女性進出のサポートや環境の整備、近い将来建設業界で働きたいと思ってもらえるように学生たちへのインターンシップ、さらには生産性の向上を狙ったICT施工の導入の補助など、業界全体を盛り上げようと助成金を出してくれている。

今の会社に入社して2年。

ICT施工の経験と実績が無かった会社が、私が入社したことによってICT施工が出来るようになった。

条件なしの現場でICT施工をやって助成金をもらい、札幌市も宣伝になったと思うし、会社として良いアピールが出来たとも思う。

他の建設会社には「ICT施工出来る会社じゃなかったじゃん」とか「ICT施工出来る会社って知らなかった・・・」とか「凄い進んでるね。急にどうしたの？」と社長や上司が会合などで言われるらしく、その時は多くを語らず胸の内では相当嬉しいらしい。

今じゃ教育ができるくらいになってしまった3D変態の私。

札幌市発注の工事をやる場合に、助成金の検討をしてみるのもアリかもしれません。

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