いろんな事を・・・
土木の工事って様々な工種があって、それぞれに特徴があるので、色んなことを知っていなきゃ応用が利かないし、急な対応に間に合わない事がある。
経験を積み重ねて、現場で起こるイレギュラーな事態に直ぐ対応できるかが、その後の工程に影響するので、良い経験も悪い経験も積み重ねることがとても重要だと私は感じています。
例えばコンクリートについて。
夏場のクソ暑い時期のコンクリートは、打設後のブリージング水が乾く前、触っても変形しないくらい硬化したら、表面が乾かないようにマットを敷き、散水養生をする。
これは乾燥収縮によるひび割れ防止の意味もあり、直射日光を遮る意味もある。
冬の寒中コンクリートは防寒養生をするのだが、ヒーティングをして囲い内の温度を一定に保ち、寒いのに湿潤状態にしなければならない。
乾燥収縮を防ぐ意味と凍結膨張をしないように、囲い内の状況を気を付けて管理しなければならない。
理科の実験みたいな話なんだが、日常生活で何の気なしにやっている行動や常識みたいな事が、土木の工事で知らないと良いものが出来ないと言うことにつながる。
この間、後輩君があまりに暑いもんだから、飲み物を冷凍庫に入れたみたいなんです。
後輩君は冷凍庫に飲み物を入れたことを忘れ現場に・・・。
打合せが終わって私が事務所に戻ると冷蔵庫の方からミシミシパキパキと変な音がする。
恐る恐る冷蔵庫を開けると、冷蔵庫からの音じゃない・・・。
冷凍庫を開けると半分凍った飲み物が・・・。
後輩君に「凍結膨張するから破裂する危険性があるので、新品の飲み物は凍らせない方がいいのは知ってる?」と聞いたら、「えっ?そうなんですか・・・。知らなかったです。」と・・・。Σ( ̄□ ̄|||)
何も言えなくなってしまいました・・・。
暑いのはみんな同じなので、冷たい飲み物を飲みたいのはわからんでもないのだが、常識だと私は思ったのだが・・・。
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