測量精度
久しぶりに測量のこと書きます。
写真測量の精度を向上させ、生成した点群や3Dモデルが何の不安もなく使える状態にしたい。
今までいろんな参考書や写真測量についての実証実験データを見てきたし、取引のある建設総合商社の測量の詳しい人に聞いても、補正誤差は3~4cmを争っていて、RTKモジュール搭載のUAVで写真測量を行っても、条件により影響があり、よくても8mm~1.5cmだそう。
今のところ、要求精度は5cmとあるので、3~4cmでも使えるのだが、せっかくやるなら精度の良い写真測量をやりたいし、精度の良いデータを納品しお客さんに喜んでいただきたい。
最近産業ドローンのデモンストレーションに行ってきました。
先月発売されたばかりのMATRICE4です。

RTKモジュール搭載のドローンで写真測量した際のメリットもよくわかったし、RTKモジュール無のドローンで写真測量を行った場合との比較データを見せてもらったのだが、とても分かりやすい違いが見え、精度を上げる方法がなんとなくイメージできた。
実際にPHANTOM4 PRO V2.0で、私は何度も写真測量を行い、3Dデータをモデリングし、いろんなデータを比較検証して、精度0~1mmを達成した。
これだといつ写真測量をやってもデータを重ねれるし、累積誤差も無く、現場を分割して観測してもビッタビタのデータができる。
来週、私が出した精度のレポートをお見せします。
