RTKモジュール
産業用ドローンでRTKモジュールが搭載されたものがあります。
RTKとは「リアル・タイム・キネマティック」の頭文字で、GNSS測量の観測方式です。
人工衛星から発信される位置情報電波を利用し、ドローンとリンクさせ精度を高めるというものです。
先週書いたとおり、写真測量で高精度を担保できるなら、わざわざ高額な産業用ドローンを購入しなくても良いのかもしれません。
産業用ドローンでこの機能を使うメリットは対空標識(GCP)が少なくて済むことと、ドローンの飛行位置が高精度で記録できることの2つだと私は思っています。
それでもまだ条件が揃わないとミリ単位の精度を出すのが難しい。
天候・風速・観測時間帯と観測位置などGNSSに影響される部分もあります。
写真測量でミリ単位の精度で点群を生成できる自信があるので、産業用ドローンでミリ単位に限りなく近い精度で測量データを生成するには何が有効か?
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なんとなく見えてきている部分があるので、いろいろと考えている最中です。
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