見える化

建設業界で使えるICTっていろんな技術があって、限定されたものではなく、とても面白い。

私がいろいろチャレンジしてきた中で、一番わかりやすかったのが3D。

測量の知識と技術に土木の知識と施工技術が合わさったもので、誰でも比較的簡単に知識や技術が無くても、施工が出来てしまう革新的な技術。

この技術は現場でトラブった時に知識や経験が無ければ対応が出来ないので、私は面白くて凄い技術だけど、知識、経験、技術を持ち合わせていないと、間違った施工に繋がってしまうことを恐れ、このブログをはじめました。

田舎の規制区域外でドローン飛ばすのも面白いけど、規制区域内で許可を取得してドローンを飛ばすのはもっと面白いし、その撮影したデータが3D化され工事内容を誰が見ても理解できるように表現できるのは、工事に携わっている人なら欲しいデータであると思う。

地域住民に説明する資料としてだったり、発注者と打合せをする段階で完成イメージが有るのと無いでは、説明を理解してもらえてその後の話の進むスピードが全く違う。

設計図面はある程度の知識が無いと読み解けないし、平面から立体的にイメージするのは工事内容を理解していても難しい事だと思う。

でもそれが可能になったし、この技術のおかげで、設計から工事施工、完成後の維持管理まで、誰でもわかりやすく現場を理解できるので、3Dはとても面白く、これからの必須技術となったと思う。

これは昨年度私が担当した工事のボックスカルバートの3D設計データです。

1つ1つの大きさが違うボックスカルバートを設計図通りに配置したとき、ズレは無いか、段差は出来ないか、河川の中心線とボックスカルバートの中心線は一致するのかなど、立体的に詳細に見える事で、簡単に確認することが出来る。

綺麗な曲線を描き、内部に段差も無く配置出来ているのがわかると思います。

次回はボックスカルバート以外の3D設計データをお見せしたいと思います。

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