工程管理の難しさ
工事を進めるうえで、結構頭の痛くなる工程管理。
コロナ過で大変な時は、人も資材も現場に搬入出来ないなんてこともあった。
世界情勢も工程に結構影響する。
例えば燃料代の高騰や鉄の値段など、契約金額にも影響するが、値段が上がったことにより、運賃が上がるので当初契約した金額では納入できないなど・・・。
若い担い手が少なくなってきて、人材不足も影響し、契約したがキャパオーバーで行けないなんてこともあるくらい、本当に頭の痛い工程管理。
ある程度の先を読めないと苦労してしまう事が多いので、毎日本当に悩んでいます。
下請けさんの中には自分の都合で話してくる人がいるので、勝手な事言うな!と怒りたい時も多々あるんだよねぇ・・・。
不貞腐れて来なくなったら困るのはこっちなので、グッとこらえ我慢の日々を過ごしています。
そんな中、工程を縮める方法を模索している時に結構有効に使えるのが生コンの種類を変える事。
養生期間が短縮できるし、コンクリートの打設時期にもよるが、有効な手段の一つとして頭に入れておくのが良いでしょう。
次に現場打ちコンクリートをプレキャスト製品に変更する事。
これは発注して納入するまでに約1ヶ月くらい時間がかかるので、早い段階で手を打っておく必要があるのだが、現場打ちコンクリートより品質も良く、養生もいらず、いきなり埋め戻すなどの次の工程に進めるメリットがある。
創意工夫の品質項目で二次製品の利用に関する工夫として提案することができるので、工事評定点の点数アップも期待できる。
みんなが使う手段だから、ありきたりだよねと言われてしまうこともあるが、ダメもとで提案して見るのも無駄にはならないのかなと私は思っている。
いろんなことを考えながら、細かいパズルを組み合わせているみたいな感覚で工程管理をしています。
難しい・・・。
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