ドローンだけじゃない
3Dモデリングを行うのにいろんな方法があるのだが、そこそこの精度を保ちながら比較的簡単にできる「快測スキャン」なるものが昨年の10月に発売されました。
iPad ProのLiDARスキャナを使って点群を取得し、その場で3D測量が出来てしまうというものです。
今現在担当している工事現場では、毎週末ドローンを使った写真測量を行い、進捗の確認と情報共有を行っているのですが、許可を取得している私だけが出来ることなので、これでは私の負担が大きいし、天候にも左右されるのでどう頑張っても撮影できない時もある。
そこで誰でも簡単にそこそこの精度で3D測量が出来ればと「快測スキャン」を導入しました。
別に私はKENTEMの回し者ではございませんが、良いものは良い!という考え方の元、ダメだったら改良する為にメーカーに言えばいいじゃないかと思って、ものは試しで導入しました。
なかなか面白いもので、センサーのレンジや取得点数、範囲などを設定し、iPad Proで専用のQRコードを撮影しながら測量したい範囲を歩くだけ。
手軽にできるので、不可視部分となってしまう物も埋め戻す前に撮影しておけば、現場全体の点群データに貼り付けることが出来ます。
どうやって撮影すれば精度が高く、綺麗に撮影できるかを試行錯誤中なので、まだまだ数をこなさないと良い点群を取得できませんが、練習がてら残土のボリュームを測った時の画面録画動画を私のYouTubeでご覧ください。
ドローンじゃなくても3Dデータが簡単に作れるので面白いですよね。
ただ、まだまだ改良の余地はありそうですし、高精度で広範囲の3D測量が出来るようになれば、面白い土木屋のおもちゃ?になりそうです。
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