結婚不適合者（30代後半編）

納得いかない事があると、自分なりにいろいろ考えて、直ぐに行動に移してしまう傾向がある私・・・。

転職を繰り返し環境ごと一気に変えてしまう。

30代後半当時の私は、千葉の土木会社で働いていたのだが、雪がほぼ積もらない環境は好きだったが、仕事のやり方が自分とは合わず、考え方も全く違う大都会の技術レベルにギャップを感じ退職した。

会社が用意してくれていた社宅で生活していたため、直ぐに引越ししなければいけず、住まいも探しながら就職活動をしていたのだが、その時転職情報サイトで見つけたのが苫小牧の土木会社だった。

応募書類を郵送し、面接日時の連絡を待っていたんだけど、10日経っても連絡が来ないのでこちらから連絡したら・・・。

担当者：「いつ来れるの？千葉でしょ？住むところはもう決まったの？」

私：「私は面接をして頂けるのか、もし面接して頂けるのであれば日時を打合せしたいと思いお電話したのですが・・・。」

担当者：「いやいや、面接にだけ来るの大変でしょ？応募書類見させてもらって、申し分ない経歴をお持ちのようだから、書類選考で内定通知を昨日送ったところだよ。」

私：「えっ？面接無しで内定ですか？」

担当者：「今こうやって電話で話してるだけで、真面目そうだなと感じるので、安心したよ。」

私：「内定でよろしいのでしょうか・・・。」

担当者：「安心していいよ。住むところ探して決めて、引越しして住所変更などの手続きして、入社できる日決まったら連絡ちょうだい。」

私：「わかりました。ありがとうございます。」

こんなやりとりをして、千葉から北海道に戻ってきた。

しばらく仕事をして少し生活も安定してきた頃、実家へ帰り両親といろんな話をしていると、思い出したかのように婚活の話になりまして「そんなに転職ばかりで転々としていたら、いつまでたっても結婚できないぞ！」と親父に軽くプレッシャーかけられましてね・・・。

その時の親父の表情から、私はもういい加減結婚できるようにちゃんとしないとヤバいなぁと痛感しまして、20代後半と30代前半に結婚相談所に登録し婚活して懲りたにも関わらず、3度目の正直なるかと微かな期待をもちつつ苫小牧で地域密着型の結婚相談をしているところに登録しました。

とましんLLB会

https://www.shinkin.co.jp/tomashin/t_llb.html

苫小牧信用金庫がやっている「LLB会」という結婚相談所で、苫小牧市だけではなく、とましんがある地域なら登録可能で、平日に時間を作れるなら活動できます。

入会金は1万円ですが、カップル成立となり2人で退会すると、入会金の1万円が返金される仕組みで、他の結婚相談所とは違い、活動方法は担当者（アドバイザー）から不定期で「紹介できる女性がいるので来てください」と連絡が来ます。

相談所へ行き女性のプロフィールを見て、その中から会ってみたいと思う女性を担当者に伝えます。

担当者がその女性と連絡を取り私のプロフィールを見てもらい、その女性が私と会ってみたいとなれば、とましん本店の会議室で1回目の軽いお見合いになります。

そこでお互いがもう一度会ってお話したいとなれば、今度はカフェなどで2人で会ってお話をします。

そこでもっとお互いの事を知りたいとなれば、回数重ねて会っても良いし、交際してみたいとなれば、そこから3か月の交際期間がスタートします。

3か月後、お互いに結婚を見据えた正式なお付き合いをしたいとなれば、2人で退会となります。

私はここで素敵な女性と出会えましたが、半年交際した後、価値観の違いからお別れしました。

やはり私には結婚は無理なのでしょうかねぇ・・・。～結婚不適合者（40代半ば編）へ つづく～

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