面接

2023年4月30日 2023年4月20日

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私は高校を卒業してから今まで出戻りを含め14回の転職をしてきたのだが、3回目の転職時に面接で聞かれる共通の質問に気付き、それを対策するようになってから無双状態で14回の転職に成功している。

こんなに転職していると、本来なら社会的信用度は低く、入社しても直ぐに辞めてしまうんじゃないかと疑われ、内定を頂けない事が多いのだが、なぜこんなにも内定を頂けたのか。

私の経験で言うと、まず共通の質問で「どういう思いで応募したのか？」転職の経験があるなら「どういう理由で退職したのか？」がマストで聞かれる。

重要なのはその答えで、前者の質問は自分が入社してからのはっきりとしたビジョンが無いと印象が悪いし、後者の質問に対しても明確なんだけど会社を悪く言わないようにかつ自分の印象を落とさない理由を答えないと安心してもらえない。

前者の質問の答えをあらかじめ用意するために私が必ず行っていたのは、応募した会社のHPがあればくまなくチェックして、どういう事に積極的に取り組んでいるのか、どれだけの実績があるのかを調べ、入社出来たら何をしたいか、どのような人材になりたいのかをわかりやすくまとめておく。

私が回答した内容はこちら・・・

例1：「御社のHPを拝見させて頂きました。様々な工種の工事実績があり、優良工事表彰もされているので、御社の環境で学ばせて頂き、スキルアップを図りたいと思ったので応募させて頂きました。」

例2：「御社のHPを拝見させて頂きました。都市型土木の工事実績が豊富なので、レベルの高い技術者が沢山いる環境で学び、微力ながら自分の持てる力を発揮して、御社に協力したいと思ったので応募しました。」

このように、会社に入ったらこうなりたいというような、明確な目標や協力したい・頑張りたいという強い意思を伝えることで、採用してからの未来を想像しやすいんじゃないかと思います。

後者の質問に対しては、会社が廃業、倒産した以外は気を付けなければいけないのだが、すごくデリケートな質問なので「答えたくありません。」でも正直で良いのかもしれません。

無理して答えるような質問ではないし、正直に答えたからといって確実に採用とはならないと思うので、性格や人となりを少しでも掴みたくてしている少し意地悪な質問のように思います。

限られた時間で相手の事をより多く理解する為でもあると思うし、他の応募者と区別するためにする質問のようにも思えるので、いかに他者と差をつけるかが難しい答えになるかと思います。

ちなみに私が回答した内容がこちら・・・

例1：「会社の規模から難易度の高い大規模な工事を受注することが出来なかったので、最先端の施工方法や新しい技術などを試す機会が無くて、このままでは自分のレベルが一定のままで終わってしまうのではないかと不安になっていたところ、御社の求人を見つけ応募しました。」

例2：「会社独自の独特なルールがあり、それに沿った形で現場を管理し結果を残すことが、私にはとても難しかったからです。」例えばどんなルール？と聞かれ「現場に関わる全ての資機材及び下請け業者を、グループ会社を通してしか購入・契約しなければならず、1クッション多いのは構わないが、グループ会社にピンハネされ役所単価よりも高い金額で予算を組まなければいけない状態で、工事評定と利益を追求しなければいけなかったのがとても難しく辛かった。」

例2は特殊な事例だと思うが、会社を悪く言わないで自分も下げない丁度良いところを答えないと、会社それぞれに独自のルールは存在するから、採用してもこの会社のルールでやっていけるのか否かを判断するうえで重要な答えになりそうです。

後はいろんな転職サイトや情報誌にも書いてあるが、履歴書・経歴書を丁寧に直筆で書き、清潔感のある髪型で少し笑顔で写真を撮る。

面接を担当している上司に話を聞いたところ、写真の印象は結構重要だそうです。

学歴や職歴は、その会社で丁寧に教えて育て上げれば重要視する項目では無いし、仕事する環境がその人にとって良ければ簡単に辞めることなんてないと、上司が自信をもって私に言っていたので、そうじゃない考え方の面接官も中にはいると思いますが、特に気にすることも無いんじゃないかと思います。