継続は力なり

社会に出てからもうかれこれ27年。

熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きの困った性格である私は、よくよく考えてみると継続して頑張っている事がほとんどない・・・。

転職を繰り返し職場をコロコロ変えてきて、ここ2~3年でやっとこ落ち着きそうな気配はするが、それでもこの先どうなるかわからない・・・。

そもそも永年雇用や終身雇用と言った言葉を聞くと、私の頭の中では「狭い世界でしか生きられないんじゃないか?」とネガティブな事を考えてしまい、早い段階で見切りを付けたくなってしまう。

今まで測量と土木の仕事をしてきて、会社のレベルや企業のランク、働いている人達の性格やレベルを、偉そうなのは十二分に承知の上、自分と比較して「この会社で頑張って自分にはメリット・デメリットのどちらが大きいのか?」判断してきた。

同業種ではあるが、いろんな会社を転々としてきて感じたのは、仕事内容の中に自分が好きだとか面白いと思えることを見つけ、それをやってみて継続できるものかどうかがとても重要で、それに対して他人に合わせることは無意味で、極端な話「我が道を行く」でも結果によってそれが自分のスキルになるということ。

好きだって面白いと感じたって継続できなきゃ意味がないし、技術は日々進化していくものだから、少しずつでも自分のペースで続けていくことで、後になって花開くことが沢山ある。

私は今まで継続してやっていることがほとんどないが、唯一続いているのが測量と土木のこと。

コロコロ職場を変えたのは、面白いと思って自分が仕事に活かしている技術を「そこまでする必要ない!」と頭ごなしに言われ止められたからで、結果を見ないで判断されたから「この会社にいてもスキルアップは望めない」と感じて転職した。

辞めた会社のほとんどが、最先端の技術とは程遠い昔ながらの工法で工事を施工していて、私が辞めてしばらく経ってから焦って「戻ってきてくれないか」と連絡をよこす。

「ざまぁ見ろ!」

測量機器の進化を体験してきてるし、日本独自の座標系から世界基準の座標系へ変わったことにより、それまで見ていた座標の概念が自分の中で変わったことにより視野が広がった。

土木の事で言えば、2次元の図面から2.5次元、3次元と次元数が増え、それまで図面を読み解くことが難しかったものが、誰でもわかる表現になったし、3次元データを重機に取り込んでゲームをプレイする感覚で施工が出来るようになった。

私は今じゃ考えられない発展途上の技術から体験してきているので、それぞれに繋がる理屈から理解しているから、現場でエラーが起きても直ぐに自分で修正できる。

好きではないけど、面白いと感じたから自然と続けていたというか続いていたことで、今でも技術の進化に追いつくために日々勉強している。

知らず知らずのうちに身についていた技術が、今現在「3D変態」って周りに言われるくらいになって、逆にサポートを求められるようになったので、面白くてハマって自然と継続していたことが、今じゃ土木工事の施工技術最先端を走っている。

「継続は力なり」実感してます。

----------------------------------------------

ブログランキングに参加しています。ポチっとして頂けるととても励みになります。

ブログランキング・にほんブログ村へ

応援宜しくお願い致します。m(_ _"m)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です