三角関数

内角の和と三平方の定理を理解したら、今度は三角関数です。

直角三角形に限らず、三角形の要素を求める計算に使う公式です。

私が測量会社に入社してすぐに先輩から・・・

先輩:「お前、三角関数覚えているか?」

私:「三角関数って何ですか?」

先輩:「サイン・コサイン・タンジェントよ!」

私:「名前だけ覚えています・・・」

この返答の後、先輩のキツイご指導がありまして・・・。

この三角関数をきちんと理解していないと、測量で必要な数値を計算で求めることが出来ない。

図に表すとこんな感じ

いつも分母、分子がどっちだっけ?ってなるので、私はアルファベットの筆記体書き順で覚えました。

上記の図は直角三角形に当てはめていますが、直角三角形だけではなく他の三角形にもこの公式は使えます。(直角三角形が一番わかりやすいかららしいです・・・。)

現場の状況に当てはめてみると・・・

このようになり、θとbとcが観測で取得できる数値で、aの2点間の距離を計算で求めたい時に、サインかタンジェントに当てはめると算出できる。

測量はチェックを怠るとその後の作業に支障をきたすことが多いので、同じ方法でチャックするのではなく、2パターンの観測方法でチェックするのが望ましいのだが、aをチャックする時に上記のように光波測距儀で観測し計算で求め、巻き尺などでaを測ってチェックをするなどすれば、観測が間違えていないか確認できる。

このように測量には三角形を使って座標を計算したり、高さを計算することが多いので、頭に叩き込んでおくことがとても重要です。

今は測量ソフトで誰もが簡単に計算できちゃうけど、理屈を知っていないと応用が利かなくなっちゃうし、間違えてても間違えを発見できなくなっちゃうので、最低限三平方の定理と三角関数は理解しておくようにしましょう。

----------------------------------------------

ブログランキングに参加しています。ポチっとして頂けるととても励みになります。

ブログランキング・にほんブログ村へ

応援宜しくお願い致します。m(_ _"m)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です